私が裁縫嫌いになった理由。中1の家庭科で作った伝説のTシャツ🍄
こんばんは。
お裁縫たのしいマンです(´・ω・`)
今日はアホな話を書くので、決して電車の中で読まないでください。
本格的に糸と針を手にとってからそろそろ1年が経とうとしています。
最初は自分の創作キャラクターを立体化したいという思い立ちで始めたぬいぐるみ作り。そもそも裁縫の基本すらわからんど素人だったので、一から勉強しながら、そして心がボキボキ折れつつも、やり続けるうちにだんだん思い通りに形になってきました。
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そもそも私、裁縫が大の苦手で大っ嫌いだったんです。
きんちゃくの一枚も作れないんですよ。というか、作る気がなかった(´・ω・`)
なぜそんなに苦手意識が強かったかというと、そこにはキッカケがあったんですねぇ。
あれは中一の家庭科の授業────。
小学校から上がったばかりの子供たちに与えられた課題、
それはTシャツを作る
というものでした。
・・・・
は?
子供にいきなり服作れって、ハードル高すぎない????
しかも見返しがある立派なやつよ。いわゆる上品なカットソー的なTシャツ。
普通にむずかしくない????
確か小学校高学年でも授業でエプロン作った気がするけど、ほとんどの子は先生が手伝うか家に持ち帰りOKだったと記憶している。私も持ち帰って親の手を借りまくった。得意な子は一人で作れたのかもしれないけど。
でも中学は甘くない。
苦手だろーが最初から最後まで全部自力でやれと。
第一回目の授業で先生から「まずは次の授業までに各自生地を用意して来なさい」と指示が出た。
で、母に付き添ってもらって生地屋さんに行ったのだが、、、
ここが完全にターニングポイントだった(遠い目)。
私、中学までほんとに何も深く考えたりできない子供だったんですがこの時は非常にアホに脂が乗ってまして、「これがいい」と思って手にとったのが
デニム。(´・ω・`)✨
母は確かに言いました。
「あんた、それ伸びないしTシャツ用じゃないから作れないよ!」と。
そんなもん感覚で生きてる奴に違いなぞわかるわけがなかろう。生地は生地じゃ。
自分の中ではこのTシャツを着ているいかした自分像がすでに出来上がっていたのだ。
きゃお氏ばりに「どうしてもこれがいい!」とゴネたら、何を思ったか母折れる。
ちょっまっ、母、そこ絶対折れたらあかんところやん!!!!!!!!wwwwうちの母、寛容なところと不寛容なところがハッキリしているけど、そこ寛容になったらあかんとこやんこのド天然!!!!!!!!!!
そんな過去への願いも空しく、かの日の私はTシャツを作るべくごっついデニムを抱えて2回目の授業へ向かうのだった。
ていうかさぁ~~~~、先生もさぁ~~~~~、自己責任主義もいい加減にしろよ?どう考えてもおかしなやつがおかしなモノ抱えて来てんだろが。妙に瞳生き生きしてるやろが。止めろや。注意しろや。
この恨みだけは一生忘れんww
クラスのみんなが四苦八苦しつつも程よいペースで作業を進める中、私の物体は首と袖が異常なまでに縫えないよ!ミシンはガガガってすぐ止まるし!三針くらいで糸ピーンって張ってプチっといくし!?ミシンばっかり直してるよ!!なぜなの!!!←
先生も相変わらずスルーだし、今さら聞く気も起きないし、こうなったらもうとにかく自由にやろ。最後あたりはもう自由地獄よ。
そうして出来上がった伝説のTシャツ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
すごいよねー。ノンストレッチ厚手デニムでTシャツ作った人って世の中におるんかな?
私だけじゃない?ある意味オンリーワンのナンバーワンだよね。すてき!
こんなもん帰りに教室のゴミ箱に捨ててくればいいと思うやん。
でもさぁ、、、作ったからには着てみたくなるのがアホの常。
デニムってすごいのねー。おろしたてのジーンズすごーい。伸びなーい。
どんなに頑張っても頭が通らーん。
無理矢理通そうとしたら、なんかブチブチ!って音がして、ついでに脇穴まで広がったよ。
横で見ていた姉は大爆笑。
「あんたこれ絶対捨てたらダメだからね!(爆)絶対取っておいてよ!(爆)」とのたうち回っていた。
私のせいじゃないからね!全面的に大人がわるい!!www
そんな事がキッカケで裁縫が大っ嫌いになったんだけど、数年前にたまたま実家に寄った時に思い出して、母に「そういえばあのTシャツって捨てたよね。」と聞いたら、「いや?お姉ちゃんがどうしても捨てるなって言うから押し入れにあるよ。」とw 「はwwwそんなもん捨てれば。」と言ったんだけど、母いわく姉が大学進学で県外に引っ越す際に「あれだけは絶対に捨てるな」と念を押して出ていったらしい。これまで世話になった家に対して、他に言うことないんかいwww
実家に寄る機会が少なくて残念ながらここで現物はお見せできませんが、未だ伝説は実家の押入れにて健在(/・ω・)/
なにが言いたいかっていうと、嫌いになるキッカケがあっても、その後好きになるキッカケもあるということです。
苦手意識が根強いからと言って、絶望する事はない。何歳からでも興味さえもてば楽しい事もあるよ。というお話。
ま、母とは相変わらず思い出すたびに「あの時止めてくれれば!」→「どうしてもあれがいいって言うからw」の不毛な会話が飛び交いますけどねw
ちなみに最近は1日30分くらいだけ自分のために時間をとって、文鳥モチーフのドールを作っています。
自己満ですが、雰囲気のあるものを作りたくて。15cm程の小さなドールです。粘土やレジンも使用してとても細かい作業。集中力を高めるため、瞑想のような時間でもある。
本体が完成してしまったのであとは洋服を着せてブーツを履かせれば終了なんだけど、洋服の作り方はこれから勉強します(´・ω・`)
なんでも欲しがるきゃおちゃん(´・ω・`)
🌸🏠🌸